インフィニオンがホームネットワーク向けのFiber-to-EthernetコンバータICを発表

2004/09/07 | テクノロジー メディア

独インフィニオンテクノロジーズは、韓国の釜山で開催の「ITU Asia 2004」(会期:9月7~11日)において、F iber-to-EthernetコンバータIC「ADM6992」を発表しました。このICは、FTTHアクセスポイントにおいて、光ファイバとイーサネットプロトコルの相互変換を行います。こ れによって光ファイバインフラを介したイーサネット接続がサポートされます。
「ADM6992」は、高速デジタルホームネットワークの実現を容易にします。イーサネットネットワークのリーチがWANにまで拡張され、情 報は光ファイババックボーンからユーザのイーサネット対応LAN装置までシームレスに伝送されます。伝送速度155Mbps~1.25GbpsをサポートするFTTHと、最 も普及したLANであるイーサネットを結合するFiber-to-Ethenetコンバータは、家庭内LANのイーサネット化とデータ量増大への対応を可能にします。

Fiber-to-Ethernetコンバータ「ADM6992」は、FTTHネットワークの局側OLT(光回線終端)にも、加入者側ONU(光ネットワーク装置)にも使用できます。「 ADM6992」には、2つの10/100Mbps MDIX TX/TFトランシーバと、2ポート10/100M Ethernet L2スイッチがシングルチップで集積されています。「ADM6992」は、1 6エントリのパケットクラス化と、TCP/UDPポート番号、IPプロトコルID、イーサネットタイプなどのマーキングないしフィルタリングをサポートします。これらの機能は、E EPROMもしくは低コストの小型マイクロコントローラを使用して設定できます。3つのバージョンがあり、廉価版「ADM6992C」を除く「ADM6992K」と「ADM6992F」にはさらに、交 換局側でファイバの遠隔監視を行うTS1000プロトコル用のOAMエンジンが内蔵されています。

「ADM6992」のサンプル供給を本日から開始します。量産は2004暦年の第4四半期から開始する予定です。

インフィニオンについて

インフィニオンテクノロジーズ(Infineon Technologies AG)は、ドイツのミュンヘンに本社を置き、自 動車および産業分野や有線通信市場のアプリケーションへ向けた半導体およびシステムソリューション、セキュア・モバイル・ソリューション、メモリ製品などを供給しています。米国ではカリフォルニア州サンノゼ、ア ジア太平洋地域ではシンガポール、そして日本では東京を拠点として活動しています。2003会計年度(9月決算)の売上高は61億5,000万ユーロ、2003年9月末の従業員数は約32,300名でした。イ ンフィニオンは、フランクフルトとニューヨークの証券取引所に株式上場されています。

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INFCOM200409.901