インフィニオンが意思決定を迅速化事業グループを再編し、取締役会メンバーが統率

2004/12/16 | ビジネス&フィナンシャルプレス

独インフィニオンテクノロジーズは、顧客志向の強化、効率性と柔軟性の向上を目的として、全 社にわたる意思決定プロセスの短縮化と迅速化を実現する組織の再編を2005年1月1日付けで実施すると発表しました。取締役会の責務を再配置し、今後は大きく通信、自動車/産業&マルチ市場、メ モリ製品の3つの事業グループに再構築された組織をそれぞれ取締役会メンバー1名が統率する形になります。市場動向を反映し、モバイル通信と無線通信の両事業を新しい通信事業グループに統合し、同 時にセキュリティ&チップカードIC事業を自動車/産業&マルチ市場グループとして拡充した組織に統合します。この再編と並行して、事業ユニットの調整と新設を行い、全 ての経済的役割がより深く社内に根づく体制になります。各事業グループと事業ユニットには、「社内カンパニー」として必要なあらゆる機能が与えられます。今回の措置によって、変 動が激しく予想が困難な世界の半導体市場においてさらなる成功を約束するための体制に改善されます独インフィニオンテクノロジーズは、顧客志向の強化、効率性と柔軟性の向上を目的として、全 社にわたる意思決定プロセスの短縮化と迅速化を実現する組織の再編を2005年1月1日付けで実施すると発表しました。取締役会の責務を再配置し、今後は大きく通信、自動車/産業&マルチ市場、メ モリ製品の3つの事業グループに再構築された組織をそれぞれ取締役会メンバー1名が統率する形になります。市場動向を反映し、モバイル通信と無線通信の両事業を新しい通信事業グループに統合し、同 時にセキュリティ&チップカードIC事業を自動車/産業&マルチ市場グループとして拡充した組織に統合します。この再編と並行して、事業ユニットの調整と新設を行い、全 ての経済的役割がより深く社内に根づく体制になります。各事業グループと事業ユニットには、「社内カンパニー」として必要なあらゆる機能が与えられます。今回の措置によって、変 動が激しく予想が困難な世界の半導体市場においてさらなる成功を約束するための体制に改善されます。

インフィニオンの最高経営責任者(CEO)兼社長であるヴォルフガング・ツィーバルトは、「今回の組織再編は近年の力強い成長段階を踏まえて打ち出したもので、当 社は事業グループを各市場分野で顧客企業のニーズにより良くかつ迅速に応えることができる、強力で効率的なユニット体制につくり変えることを主眼とし常に歩み続けており、社 内の起業家精神の力を解放したいと思っています。職務別に取締役を設けた複雑なマトリックス組織はもはや、現在の当社の企業規模にはそぐわなくなっています」と、語りました。

現在の5名の取締役会メンバーの責務は来年初めに再配置されます。CEO兼社長と最高財務責任者(CFO)を除く、ペーター・バウアー、ロー・キン・ワー、アンドレアス・フォン・チ ッツェビッツの取締役会メンバー3名は、各事業グループに対する直接的な経営責任を負います。CEO兼社長のヴォルフガング・ツィーバルトとCFO兼労務担当取締役のペーター・J・フ ィシュルはともに現職に留まります。チッツェビッツは中枢機能の「生産戦略」、バウアーはセントラル・セールス機能を引き続き平行して担当します。

これまで中央一元管理下にあったセールス組織は、自動車/産業&マルチ市場、通信、メモリ製品を担当する3つの事業グループごとの専門体制に変わります。各 グループ内で開発/生産とセールスの両活動を結合し緊密に連携させることで、顧客企業は大きなメリットを得られるようになります。将来的には、各事業グループは、急 速に変化する市場ニーズによりうまく同調していくため、事業の方向性に関する戦略的責務を直接的に負います。ディストリビューションは今後もより強い経営責任を持つ独立の販売チャネルとして運営されます。& amp; amp; amp; amp; amp; amp; amp; amp; lt; /p>

自動車/産業&マルチ市場の事業グループでは、これまでCMOとしてセールス&マーケティングを統率してきたペーター・バウアーがトップに就任し、ラインハルト・プ ロスがこのグループの実質的な活動を統率し、ゲルハルト・ヘンシェルが財務を担当します。無線通信と有線通信の事業を統合した新しい通信分野の事業グループは、イ ンフィニオンテクノロジーズアジアパシフィック社の前社長兼マネージング・ディレクタで2004年12月1日付けで独インフィニオン本社の取締役メンバーに任命されたロー・キン・ワーが統括します。こ のグループではヘルマン・オイルが技術分野のトップとなり、ペーター・グルーバーが財務を担当します。これまで基本的には経営活動の責任者であったCOOのアンドレアス・フォン・チ ッツェビッツはメモリ製品グループを統括し、各種事業ユニットの統括責任者となるトーマス・ザイフェルトと財務責任者となるミハエル・マヘルスがサポートする形となります。

インフィニオンテクノロジーズアジアパシフィック社では、2005年2月1日付けでトニー・ニグ(Tony Ng)がロー・キン・ワーの後任として社長兼マネージング・ディレクタに就任します。電 気工学を習得したニグは、ゼネラル・エレクトリック社での勤務を経て、シーメンスセミコンダクターグループ、その後インフィニオンで多くの上級職を歴任しました。2002年にニグはオスラム・オプト・セ ミコンダクターズに移籍し、同社でアジア太平洋地域のセールス&マーケティングの責任者を務めました。

なお独インフィニオンテクノロジーズの監査役会はこの組織改正をすでに承認しています。

インフィニオンについて

インフィニオンテクノロジーズ(Infineon Technologies AG)は、ドイツのミュンヘンに本社を置き、自 動車および産業分野や有線通信市場のアプリケーションへ向けた半導体およびシステムソリューション、セキュア・モバイル・ソリューション、メモリ製品などを供給しています。米国ではカリフォルニア州サンノゼ、ア ジア太平洋地域ではシンガポール、そして日本では東京を拠点として活動しています。2004会計年度(9月決算)の売上高は71億9,000万ユーロ、2004年9月末の従業員数は約35,600名でした。イ ンフィニオンは、フランクフルトとニューヨークの証券取引所に株式上場されています。
インフィニオンについての情報は次のURLをご参照ください:
本社サイト: http://www.infineon.com

Information Number

NFXX200412.024