インフィニオンがマレーシアに自動車&産業用パワーICの新工場を建設

2004/12/08 | テクノロジー メディア

独インフィニオンテクノロジーズは、マレーシアのクリム・ハイテクパークに新しい前工程生産施設の建設を発表しました。新 施設では主に自動車および産業用パワー・アプリケーション向けのパワーおよびロジックICを生産します。総投資額は約10億米ドルになる予定で、2005年前半に着工式を行い、2 006年に生産を立ち上げる計画です。フル操業時には約1,700人の雇用を予定しています。

インフィニオンの最高経営責任者(CEO)兼社長であるヴォルフガング・ツィーバルトは、「この新しい生産施設は、自動車および産業用パワー・ア プリケーション用チップ事業における当社の成功を堅持していくための重要なステップです。これにより、将来におけるアジア市場でのプレゼンス拡大を系統的に推し進めます。当社のアジアへの継続的な投資は、米 ドルの対ユーロ相場変動に伴う市価変動の危険の軽減につながります」と、コメントしました。

新施設は、ミュンヘン=ペルラッハ、レーゲンスブルグ、フィラッハ、ドレスデンにある非メモリ製品の既存工場と仏エソンヌにあるIBMとの合弁会社アルティス・セ ミコンダクターズを補完する位置づけとなります。

電子部品の自動車への適用が強力に浸透していることや、メカニカル部品の半導体ソリューションによる代替が進んでいることなどから、世 界の自動車用半導体市場は今後数年間は年率10パーセント程度の大幅な成長をみせると見込まれています。信頼性、セキュリティ、軽量化、排ガス抑制、省電力など、自 動車に課せられている要求の高まりが成長の原動力です。

市場調査会社ストラテジー・アナリティクスによると、自動車用半導体市場は2002年(暦年)の115億ドルから2003年には133億ドルへと14.1パーセントの成長をとげました(2004年5月発表) 。インフィニオンは欧州第1位の自動車用半導体メーカーで、市場シェアは15.0パーセントに達します。世界全体でみると、インフィニオンは2003年の市場シェアが8.7パーセントで、第 2位にランクされています。


インフィニオンについて

Iインフィニオンテクノロジーズ(Infineon Technologies AG)は、ドイツのミュンヘンに本社を置き、自 動車および産業分野や有線通信市場のアプリケーションへ向けた半導体およびシステムソリューション、セキュア・モバイル・ソリューション、メモリ製品などを供給しています。米国ではカリフォルニア州サンノゼ、ア ジア太平洋地域ではシンガポール、そして日本では東京を拠点として活動しています。2004会計年度(9月決算)の売上高は71億9,000万ユーロ、2004年9月末の従業員数は約35,600名でした。イ ンフィニオンは、フランクフルトとニューヨークの証券取引所に株式上場されています。
インフィニオンについての情報は次のURLをご参照ください:
本社サイト: http://www.infineon.com

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INFXX200412.021