インフィニオンテクノロジーズが高速版128MビットSDRAMとモジュールを発表

2001/03/06 | マーケットニュース

独インフィニオンテクノロジーズは本日、128MビットSDRAM(Synchronous DRAM)の最高速版と、このSDRAMを適用した非バッファ型モジュールを発表しました。このSDRAMは、バ ス速度133MHzにおいて、CAS-Latency-2で動作できるので、従来のCAS-Latency-3の場合と比較して、読み出しサイクルが1クロック周期分短縮されます。

128MビットSDRAMには、32M×4、16M×8、8M×16の構成バリエーションがあります。従来の速度バージョンPC133 CAS-Latency-3およびPC100 CAS-Latency-2も、継続して供給されます。

インフィニオンは、128MビットSDRAMの最高速版と並行して、PC133 CL-2非バッファ型DIMMも発表しました。このモジュールの構成バリエーションとして、8M×64(64Mバイト) 、16M×64/16M×72(128Mバイト)、32M×64/32M×72(256Mバイト)があります。

インフィニオンテクノロジーズのハインリッヒ・フロリアン(メモリ製品事業部・製品マーケティング部長)は、「128MビットSDRAMにCAS-Latency-2が加わったことにより、サーバ、ワ ークステーション、高性能デスクトップPCなどの市場へ、PC133の性能と価値を最大限に発揮できる製品をお届けできます。当社は、0.17μm生産技術の適用により、C AS-Lattency-2製品の供給を保証できます。現在、PC133 CL-2の生産量の増大を進めています。SDRAMの主要市場では全般に、PC133-DRAM採用への強い動向が見られるからです。こ こでCL-2バージョンは、大きな性能メリットを提供します」と、語りました。

インフィニオンのDRAMデバイスおよびDRAMモジュールについての情報は次のURLをご参照ください:
http://www.infineon.com/products/memory

Information Number

INFMP200103.050