インフィニオンがGPRSクラス12対応GSMベースバンドICのサンプルを出荷

2001/08/22 | テクノロジー メディア

独インフィニオンテクノロジーズは、あらゆるGSMネットワーク(GSM 850、900、1800、1900 MHz)に対応するGPRS( 汎用パケット無線サービス)クラス12用ワンチップソリューション「E-GOLD+ V3」のサンプル出荷を開始したことを発表しました。「E-GOLD+ V3」は、定評のあるインフィニオン「 GOLDファミリ」の最新製品で、モバイル・コマースやWAP(無線アプリケーション・プロトコル)などの先端的マルチメディア機能をサポートします。また、オ プションで音楽再生用のMP3デコーダを接続することが可能です。

ガートナー・データクエスト主席アナリストのアラン・ブラウン氏は、「携帯電話はますます複雑になっており、部品点数の削減、ハンドセットの更なる小型化、消 費電力の低減といった設計上の目標を達成するには、GPRSなどの機能をシリコン・ベースバンド・チップ上にいかに集積するかが極めて重要となります。高集積ベースバンド・チ ップを迅速に市場投入できるベンダーが、顧客へデザイン・インし、量産のチャンスを獲得することになるでしょう」と、述べました。

インフィニオンテクノロジーズのウルリッヒ・ハマン(無線事業部上席副社長兼ゼネラルマネージャ)は、「当社は、無線市場に最新ソリューションを次々と投入し、次 世代無線機器分野における中核的な役割を演じています。急速に進化し、競争も激しいこの市場で、顧客が製品を迅速に市場投入できるソリューションを提供することが当社の目標です」と、述べました。

「E-GOLD+ V3」は、GSM/GPRS携帯電話用のワンチップ・ベースバンドICです。GSM携帯電話市場における普及機種(ミドルおよびローエンド)へ データ通信機能を低コストで提供するという要求に応えるものです。インフィニオンの「C166」コントローラを基盤にしており、ベースバンドのデジタル部およびミックスドシグナル部と、2MビットSRAMを、最 先端の銅配線0.18μm(実効チャネル長0.13μm)1.8V CMOS技術で集積しています。パッケージはP-LFBGA-208で、量産出荷は2002年の第2四半期に開始する予定です。

「GOLDファミリ」について
「GOLDファミリ」のICは、広範な通信インターフェイスを提供するので、設計者は複雑なデータおよびマルチメディア・システムを構成することができます。イ ンフィニオンのGSM/GPRS 高周波ソリューションと、シームレスな接続が可能です。さらに、フレキシブルな無線インターフェイス設計により、さまざまな高周波回路アーキテクチャへの接続も簡単に行えます。イ ンフィニオンの無線IC「SMARTi」と組み合わせると、完全な2チップ・システム・ソリューションとなり、きわめてコンパクトな構成で、消費電力が低くコスト効率の高い高性能システムが実現されます。

インフィニオンについて


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INFWS200108.110e

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  • Infineon Samples Multimedia Baseband IC for GPRS Class 12 Phones
    Infineon Samples Multimedia Baseband IC for GPRS Class 12 Phones
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