インフィニオンテクノロジーズがBluetooth向け「BlueMoon」チップセットを公表

2000/09/07 | テクノロジー メディア

独インフィニオンテクノロジーズは本日、同社の最新のBluetooth向けシステムソリューションとして、「BlueMoon」チップセットを公表しました。このチップセットは、ベースバンド機能、リ ンク管理機能、ホストインターフェイスなどを集積化したICと、無線トランシーバICとで構成され、現在の市場で最も小型なソリューションのひとつに数えられます。

インフィニオンはすでに、Bluetoothと同じ周波数バンドで動作するコードレス電話システムDECT(Digital Enhanced Cordless Telecommunications)とWDCT(World-wide Digital Cordless Telecommunications)へ向けて、累 計2,500万個以上のトランシーバICを生産しています。今回公表された「BlueMoon」システムは、経済的なベースバンドコントローラICと、高集積度の無線トランシーバICとの、2個のICで構成され、 携帯電話、ヘッドセット、情報機器、携帯情報端末、セットトップボックスなどにとって理想的なソリューションとなっています。

インフィニオンテクノロジーズのギュンター・ワインベルガー(ワイヤレスシステムグループのシニアバイスプレシデント兼ゼネラルマネージャ)は、「インフィニオンのBlueMoonチップセットは、B luetoothを実現するデバイスとして、性能、小型化、量産性などに関する新しい基準を設定します。このシステムは、完全にソフトウェアで調整可能で、B luetoothの仕様変更に柔軟に対応できるように設計されています。このチップセットの採用により、急速に成長するBluetooth市場において私たちの客先はその地位を強めることができます」と、話 しました。

ベースバンドコントローラICには、PCMインターフェイス内蔵のリンクコントローラ、ソフトウェア方式とハードウェア方式のハンドシェイク動作を支援するUART、プ ログラムROMなどがシングルチップに集積化されています。さらに、迅速なプロトタイピングと早期の生産開始を可能にする、外部Flashインターフェイスが提供されます。このICはCMOSプロセスで生産され、 パッケージとして、LFBGA-81(寸法7×7mm)とTQFP-100(寸法14×14mm)の2種類が用意されています。

無線トランシーバICには、包括的な受信機能と送信機能が内蔵されています。受信機能としてIFフィルタが集積化されているので、外部の専用フィルタなしでBluetooth仕様が満足されます。無 線性能がすぐれているので、より長距離で動作するシステムを設計することが可能です。このICは、BiCMOSプロセスで生産され、TSSOP-38パッケージに収納されています。

製品についての情報は次のURLをご参照ください:
http://www.infineon.com/bluetooth

 

Information Number

INFWS200009.091