インフィニオンテクノロジーズがISO14443準拠の非接触ICカード用リーダ/ライタICを発表

2000/02/24 | テクノロジー メディア

インフィニオンテクノロジーズは、ISO14443準拠の非接触ICカードリーダ/ライタIC、「非接触カード用ロジックIC(CLL)」(型式:S LF9000N)と「セキュリティアクセスモジュール(SAM)」(型式:SLF9611)を発表しました。インフィニオンはすでに種々なラインナップの非接触ICカード用IC(メモリIC、デ ュアルインターフェイスコントローラICなど)を供給していますが、今回発表されたリーダ/ライタICにより、カードシステム全体をサポートする体制を整えました。非接触ICカードシステムは、公共交通機関、入 退出管理、無線IDなどの分野に応用されます。

「SLF9000N」と「SLF9611」により、ICカード用リーダ/ライタはISO14443準拠の非接触インターフェイスも備えたあらゆるICカードを読み取ることが可能になります。さらに、I Cカード、リーダ/ライタ、ICカードのバックグラウンドシステム全体の3者間の通信およびセキュリティ機能を相互に独立に制御することが可能になります。これらのデバイスは、非 接触ICカードのアプリケーションに要求される、柔軟性、経済性、セキュリティ機能、高速データ性能などをカバーし、リーダ/ライタの設計に大きな柔軟性を提供します。この2種類のICは、す でに量産供給可能です。

「SLF9000N」(非接触カード用ロジックIC )は、非接触ICカードとのインターフェイス機能をワンチップで実現しています。このデバイスは、ISO14443準拠規格である2つの変調方式、 タイプA(ASK100%)とタイプB(ASK10%)をサポートし、アンチコリジョン機能を持っています。これにより、非接触ICカード用リーダ/ライタの設計と、ア プリケーションソフトウェアの開発が非常に容易になります。「SLF9000N」のパッケージ仕様は、44端子の標準PLCCです。

「SLF9611」(セキュリティアクセスモジュール)は、非接触および接触型ICカード用リーダ/ライタに使用されます。リーダ/ライタとICカードとの間の高度のセキュリティ認証を実現し、I Cカードとバックグラウンドシステム全体との通信を処理します。オフラインの認証に加えて、バックグラウンドシステムの管理および保守(例えばソフトウェアの更新)を目的としたオンライン処理を可能にします。「 SLF9611」のパッケージ仕様は、GSM携帯電話に使用されているプラグインタイプのSIMカードと同形状です。

 

Information Number

INFCC200002038