ロシアの複数の都市で日々の交通機関利用を簡素化

- カスタマイズした電子チケットソリューション -

2016/11/29 | マーケットニュース

2016年11月29日、ミュンヘン(ドイツ)

独インフィニオンテクノロジーズとUdobny Marshrut, LLC(UM)は、ロシアに於いて、拡張性を備えたCIPURSE™電子料金収集システムの導入を進めています。 UMは、イジェフスクとアンガルスクにて展開を開始しており、2016年末までにさらに7カ所の大都市圏にも導入する予定です。最終的には200万人が、このカスタマイズされた使いやすい、特にセキュリティを考慮した公共交通機関向け電子切符ソリューションの恩恵を受けると期待されています。CIPURSEでは年額または月額制のスマートカードから、使い捨ての紙の切符や多機能IDカードまで、様々なチケット商品を開発することができます。既にアンガルスク市では、交通機関で使える切符機能を備えたソーシャルカードを、奨学生と高齢者向けに発行しています。

Udobny Marshrut, LLCのゼネラルディレクターであるピョートル スカロウスキー(Petr Sokolovski)氏は、次のように述べています。「CIPURSEでは、コスト効率に優れたチケットソリューションのための、最も適切かつ革新的なチップ製品を選択することが可能です。またシステムの移行も無線経由でスムーズに行うことができます。」

UMは自動料金収集システムに関する、ロシア第2位のシステムインテグレーター企業です。同社がCIPURSEテクノロジーへの移行を決定したことにより、 OSPT Allianceが定義するオープン規格の強さが改めて示されました。これにはまず、電子的料金収集のため、さまざまな形態によるシステムを開発することが可能な、コスト面での競争力を備えたチップコンポーネントが利用できることがあります。その次には、複数のアプリケーションにおいて特に重要となる、セキュリティの強化が挙げられます。インフィニオンは、長期使用を目的とするスマートカード、使い捨ての切符、および政府機関によるIDカードに組み込まれるチップをUMに供給します。

インフィニオンが提供する、CIPURSEベースのセキュリティ製品による包括的なポートフォリオは、2016年11月29日から12月2日までモスクワで開催された Expo City Trans 2016のブースC 1.19に展示されました。詳細については www.infineon.com/cipurseをご覧ください。

インフィニオンについて

インフィニオンテクノロジーズは、暮らしをより便利に、安全に、エコに革新する半導体分野の世界的リーダーです。明るい未来の扉を開く鍵になる半導体をつくることが、私たちの使命だと考えています。2016会計年度(9 月決算)の売上高は65億ユーロ、従業員は世界全体で約36,300人。インフィニオンは、ドイツではフランクフルト株式市場(ticker symbol:IFX)、米国では店頭取引市場(ticker symbol:IFNNY)OTCQX に株式上場しています。

日本法人サイト: http://www.infineon.com/jp 

本社サイト: http://www.infineon.com (英語)

Information Number

INFCCS201611-019

Press Photos

  • CIPURSE allows to develop a large variety of ticketing products. The picture shows contactless tickets and multi-application cards provided by Udobny Marschruth in selected Russian cities.
    CIPURSE allows to develop a large variety of ticketing products. The picture shows contactless tickets and multi-application cards provided by Udobny Marschruth in selected Russian cities.
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